2012年4月17日、ウォン・カーウァイ（王家衛）監督の注目の最新作「一代宗師」が、今年12月18日に公開されることが明らかになった。新浪網が伝えた。

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製作準備から10年、クランクインから3年を経て、迷走する製作過程が話題になっていたウォン監督の最新作「一代宗師」。監督が代表を務める映画製作会社・澤東電影公司（Jet Tone Film）により、12月に上映されることが明らかになった。

カンフーの一派・詠春拳の達人で、ブルース・リーの師匠でもあるイップ・マンを描く作品。主演はトニー・レオン（梁朝偉）で、チャン・ツィイー(章子怡)や韓国人女優ソン・へギョ、台湾の人気俳優チャン・チェン（張震）、コメディスターのチャオ・ベンシャン（趙本山）ら豪華スターが出演している。

ウォン監督が同作の準備にかかったのは2002年のこと。その後、同じくイップ・マンを描くドニー・イェン（甄子丹）主演のシリーズ映画「イップ・マン（2008年）」が爆発的ヒットを見せ、「一代宗師」にも熱い期待と注目が寄せられるようになった。

トニー・レオンの負傷などもあって長引いた撮影期間だが、来月にはクランクアップする見込みだという。（翻訳・編集/Mathilda）