米朝首脳会談、中国外相「問題解決のチャンスは今」―中国メディア

人民網日本語版    2018年5月24日(木) 18時0分

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中国の王毅外相は現地時間23日、アルゼンチン訪問を終えて帰国する際にワシントンに立ち寄り、米国のポンペオ国務長官と会談した。両氏は会談後共同記者会見に臨んだ。

中国の王毅(ワン・イー)国務委員兼外交部長(外相)は現地時間23日、アルゼンチン訪問を終えて帰国する際にワシントンに立ち寄り、米国ポンペオ国務長官と会談した。両氏は会談後共同記者会見に臨んだ。中国新聞社が伝えた。

王部長は「私とポンペオ国務長官は現在各国が最も注視する朝鮮半島核問題について意見交換した。私は情勢についてポンペオ長官の分析と見方を聴いた」と述べ、人々に伝えたい点として以下を挙げた。

(1)中国側は朝鮮半島の非核化実現に揺るぎなく尽力する。この立場が変わることは決してない。中国側は同時に、朝鮮半島の非核化を推進する過程において、適切な時期に北朝鮮の理にかなった安全保障上の懸念を解決する必要があると考える。非核化目標の実現に従い、長期的で有効な朝鮮半島の平和メカニズムを構築すべきだ。

(2)中国側は米朝首脳会談の開催を揺るぎなく支持する。米朝首脳の直接接触・対話は朝鮮半島核問題解決の鍵だ。われわれは今回の会談が予定通り行われ、成功することを期待する。われわれはトランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長には、正しい決断をして、朝鮮半島に平和をもたらし、世界によい知らせをもたらす能力と知恵が完全にあると考える。

(3)中国側は自らが尽くすべき国際的責任を揺るがず履行する。われわれは引き続き国連安保理の各対朝決議を全面的かつ厳格に履行し、朝鮮半島の平和・安定維持に努力する。

王部長は「米朝首脳会談はすでに良い土台ができている。もし米側が問題を解決したいのなら、今がチャンスだ。もし平和をつかみたいのなら、今がチャンスだ。もし歴史を創造したいのなら、今がチャンスだ」と強調した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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