日中が5月にも初の「海洋協議」、東シナ海を「友好の海」へ―米華字メディア

Record China    2012年4月6日(金) 11時5分

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4日、日中両政府は東シナ海などの海域で問題が発生した場合の危機管理や協力体制などについて話し合う「海洋協議」の初会合を5月下旬に北京で開催する方向で調整に入った。写真は東シナ海の平湖天然ガス田。

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2012年4月4日、日中両政府は東シナ海などの海域で問題が発生した場合の危機管理や協力体制などについて話し合う「海洋協議」の初会合を5月下旬に北京で開催する方向で調整に入った。5日付で米華字サイト・多維新聞が日本メディアの報道を引用して伝えた。

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日中韓外相会談に参加するため訪中する玄葉光一郎外相が7日に中国外交部の楊潔●(ヤン・ジエチー、●は竹かんむりに褫のつくり)部長と会談し、合意を目指す。日本側はこれをきっかけに、2010年9月に起きた尖閣諸島沖での漁船衝突事件以降中断している東シナ海ガス田共同開発の条約締結に関する交渉を再開させたい考え。

昨年12月に野田佳彦首相が訪中した際、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席と会談し、東シナ海を「平和・協力・友好の海」にすることで一致、海洋協議を開くことで合意していたが、具体的な日程は決まっていなかった。

初会合は双方の外務省の参事官級がトップとして参加する。日本側は外務省の山野内勘二アジア大洋州局参事官のほか、海上警察権を持つ海上保安庁、防衛省の責任者らも出席。中国側は外交部のほか、国家海洋局、農業部漁政局、国防部といった顔触れとなる。(翻訳・編集/NN)

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