<続報>パラオで違法操業、中国の漁船員が“流れ弾”で死亡=調査報告待たれる―中国メディア

Record China    2012年4月5日(木) 22時18分

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5日、米AP通信、中国国営・新華社など複数の報道機関によると、パラオ共和国海域内で違法操業していた中国漁船の船員が1人、銃撃によって死亡した事件について、中国側はミクロネシア連邦大使館から調査報告を受けることになった。写真は中国・江蘇省の漁船。

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2012年4月5日、米AP通信、中国国営・新華社など複数の報道機関によると、パラオ共和国海域内で違法操業していた中国漁船の船員が1人、銃撃によって死亡した事件について、中国側はミクロネシア連邦大使館からの調査報告を受けることになった。

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先月31日、パラオ共和国の海域で中国籍の漁船が違法操業をしており、現地警察が制止しようとしたところ、漁船が激しく抵抗してきたために両者が衝突することになった。パラオ大統領府報道官の4日の発表によると、この際に中国人船員1人が流れ弾に遭い、腿を撃たれた末、出血多量で死亡した。本来は船体を撃つためのものだったが、誤って撃ったものとみられる。ほか、現在も乗組員25人が拘束中。同国トリビオン大統領の説明によると、さらに、漁船を捜索していたパラオの偵察機が燃料切れによって墜落し、乗っていた3人が行方不明となる事故も起きている。うち1人は米国籍。

両国間には国交がないため、中国側との折衝はミクロネシア連邦大使館が行うことになる。5日午後には同大使館が中国側に対して事件の経過説明を行うことになっている。ただし、中国側でも事件については独自に調査を行っている最中。(翻訳・編集/愛玉)

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