アジアが望むリーダーは中国ではなく米国―国際問題評論家

Record China    2012年4月6日(金) 19時40分

拡大

3月28日、インド出身の国際問題評論家は、アジア各国はリーダーとして中国ではなく米国を必要としていると指摘した。写真は中国・海南省で開かれたボアオ・アジア・フォーラム。

(1 / 8 枚)

2012年3月28日、インド紙インディアン・エクスプレスによると、同国出身の国際問題評論家、ファリード・ザカリア氏は、米国の影響力は低下しているものの、国際社会の中では依然として強力な役割を果たしており、アジア各国はリーダーとして中国ではなく米国を必要としていると指摘した。米華字メディア・多維新聞が伝えた。

その他の写真

ザカリア氏は「地政学的に見ると、米国は非常に適切な位置に存在している。その最も主要な部分は軍事力にあり、アジアの政治分野においても統治する地位を占める大国である」と語り、「もし誰が世界をリードするかについて調査したら、米国は中国に楽々勝つだろう」と予想する。

また、「真の発展のトレンドは、多くの国が発展することであり、米国の衰退ではない。インドや中国、日本はお互いを快く思っておらず、例えば中国の台頭に言及すれば、その他の国の苦しみに触れることになる。彼らは米国に外部のバランサーになってほしいと期待している」と指摘した。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携