中国ブランドの家電製品、国内市場で外国企業を抜く―中国メディア

Record China    2012年4月3日(火) 20時24分

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31日、改革開放経済の発展とともに中国の家電メーカーも急成長している。国内市場のシェアも外国家電メーカーをしのぎ、さらには海外市場に進出する企業も増えている。写真は中国の家電量販店。

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2012年3月31日、改革開放経済の発展とともに中国の家電メーカーも急速に成長している。中国独自ブランドの家電製品は、国内市場においてすでに外国ブランドをしのぎ、次々と海外市場へ進出している。網易家電が伝えた。

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この30年の発展を経て、中国の家電業界の生産規模は世界一に。全世界の家電製品の77%が中国製品で占められている。家電専門の市場調査会社・中怡康時代市場研究(China Market Monitor)のデータによると、中国家電市場の規模は2011年に1兆2000億元(約15兆6000億円)を突破。さらに中国家電メーカーは独自ブランドの開拓にも力を入れており、ハイアール(海爾)、Midea(美的)、グリー(格力)、TCLなどの企業が海外市場に進出。2011年10月にはハイアール・グループが、三洋電機の日本と東南アジア地域における洗濯機・冷蔵庫などの白物家電事業を買収した。

しかし、中国の家電業界は多くの問題を抱えている。まず日本や韓国など海外ブランドの実力とは大きな開きがある。イメージ戦略が不得手で、ブランドが企業にもたらす利益だけを重視している。消費者が中国ブランドを信用しておらず、品質や機能面ではいまだに外国ブランドに信頼を置き、高価格帯製品については、国産ブランドはいまだに負けを許しているという現実もある。

専門家は国際競争力を持つブランドを作り上げる必要があると主張。各企業がアフターサービスを充実させ、消費者の多様なニーズに応じられるシステムを構築する一方で、政府は有望企業の技術革新やブランド戦略、海外市場進出を支持、監督していくべきだと述べている。(翻訳・編集/本郷)

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