Record China 2018年5月14日(月) 13時40分
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13日、中国のスポーツメディア・騰訊体育は、「日本本土の最強フォワード、彼はなんとJリーグのクラブに所属していることが理由でワールドカップには出場できない」と題する記事を掲載した。写真は日本代表ユニフォーム。
2018年5月13日、中国のスポーツメディア・騰訊体育は、「日本本土の最強フォワード、彼はなんとJリーグのクラブに所属していることが理由でワールドカップ(W杯)には出場できない」と題する記事を掲載した。
記事が紹介しているのは、J1の川崎フロンターレで主将を務める小林悠。記事は、「欧州組を主体とする日本代表で、ロシアW杯行きの切符を手にするのは非常に困難なことだと彼自身も分かっている。しかし、自分の夢を実現するためにそれでも彼は全力を尽くす」としている。
その上で、記事は「明らかにJリーグ最強のフォワードなのに、W杯でプレーすることは遠い目標」との小見出しを付け、小林の成績を紹介。プレーの特徴として、「スペースを作る、あるいは利用する動きが優れている」「ペナルティーエリア内で起点になれる」「チャンスをものにする能力が高い」などをあげ、2017シーズンには34試合に出場し23ゴールを挙げた決定力を称えた。
一方、日本代表に選出される機会は多くありながら、主力として定着できていないことに言及。代表監督がハリルホジッチ氏から西野朗氏に変わったことに触れ、「小林にとってこれがチャンスかどうかは分からないが、少なくとも筆者が見る限り、希望はかすんでいる」と評価した。その理由として、歴代監督が国内組よりも海外組を重用してきたことや、新監督の西野氏が語った経験やコンディション、チーム内の連携を重視するという点が、いずれも小林にとっては厳しい条件であることなどを指摘した。
記事はまた、代表では右サイドやセンターで起用されることが多い小林について、大迫勇也、原口元気、岡崎慎司らタレントがそろっていることを指摘した上で、「小林は傑出したストライカーで、技術も申し分ない。ただ、現在の日本代表において彼の能力と特徴は微妙な位置にある」と論じ、本大会での代表メンバー入りは厳しいとの見方を示している。
中国のサッカーファンからは、「日本は海外リーグに所属する選手だけでスタメンが構成できるからな」「ポイントは、海外組でほぼ23人をそろえられるということ」という声もあり、やはり海外組が優勢なのは致し方ないという意見が多く寄せられた。
また、「はっきり言うと、こういうタイプの選手は国内に強く、国際試合に弱いんだよね。試合のタフさが低い国内リーグでは点を取れるが、国際試合で強豪国と対戦すると何もできない。中国の李金羽(リー・ジンユー)もそういう選手だった」という声も。この他、「中国代表なら彼は間違いなくスタメン」というコメントも寄せられていた。(翻訳・編集/北田)
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