Record China 2012年3月29日(木) 7時38分
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25日、インドに進出した中国企業が現地でインド人を雇用するケースが増えている。写真は中国大手通信機器メーカー、ファーウェイのバンガロールのR&Dセンター。
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2012年3月25日、インド紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、インドに進出した中国企業が現地でインド人を雇用するケースが増加している。26日付で環球時報(電子版)が伝えた。
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進出した先での現地人の大規模な雇用は、中国企業本来のスタイルではないものの、現地で関連会社を開設し、インド市場の開拓を目論む中国の大企業にとって、“現地化”はインド進出のキーワードとなっている。
中国の大手通信機器メーカー、ファーウェイ(華為)は98年にバンガロールにR&Dセンターを設立。これまでに2億ドル(約165億円)以上を投資し、現在は2000人の従業員を雇用しているが、その98%はインド人だ。また、最近インド進出を宣言した上海の電力会社は、90%を現地で採用する予定だという。
現地での人材募集は、中国企業と現地双方にメリットがある。まず、現地人の雇用は、両国間の複雑なビザ手続きの問題を省略できる。さらに、インド人に対して就業機会を提供するだけでなく、中国企業は技術研究・開発分野などで優秀なインド人の才能を享受でき、同時にインド市場の開拓にも着手できる。
ファーウェイの責任者は「現地での人材採用は会社の発展に寄与してくれると信じている」と語る。
また、中国商務部アジア司の梁文●(リアン・ウェンタオ、●はさんずいに兆)副司長は「相互の投資の推進が両国間の貿易関係を改善させる方法の1つであることに疑いの余地はない」と語っている。(翻訳・編集/HA)
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