安倍首相と習主席の相互訪問、日本はしぶしぶ中国の要求受け入れか―米華字メディア

Record China    2018年5月9日(水) 15時50分

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7日、米華字メディア・多維新聞は、日中首脳が相互訪問する見通しになったことを受け「日中関係は分岐点に入り、日本は中国の提案を受け入れざるをえないだろう」と伝えた。資料写真。

2018年5月7日、米華字メディア・多維新聞は、日中首脳が相互訪問する見通しになったことを受け「日中関係は分岐点に入り、日本は中国の提案を受け入れざるをえないだろう」と伝えた。

記事は、「安倍晋三首相は年内の中国訪問、習近平(シー・ジンピン)国家主席は来年にも日本を初訪問する見通しが強まった。日中関係は雪解けの兆しを見せているが、首脳の相互訪問をきっかけに、日本は中国の提案を受け入れざるを得なくなるだろう」とした。

李克強(リー・クーチアン)首相はこのほど、8年ぶりに来日。日中韓首脳会談に参加する。安倍氏は秋に中国を訪問し、やはり日中韓首脳会談に参加する。来年には再び訪中を希望しており、中国が日中韓会談を再び開くことに期待を寄せている。習氏は来年に訪日し、大阪で開かれるG20サミットに参加することを日本側は希望している。

香港紙・明報は、「ここへ来て日本が首脳級の相互訪問を強く希望しているのは、冷え切った関係を急いで改善し、友好的なムードを醸成したいとの思いがあるからとみられる」と伝えた。

しかし記事は「中国側は態度は一貫して慎重だ」とし、「日本の尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化宣言で硬直化した対日姿勢は、日本が経済構想『一帯一路』への協力を表明したことで、一定の変化が見られた。中国側は実質的な譲歩を得ておらず、性急な関係改善は望んでいない可能性もある」と伝えた。(翻訳・編集/大宮)

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