人民網日本語版 2018年5月7日(月) 5時30分
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中国において初めて米の「10大優良品種」を公式認定した。今回の審査では世界的にも有名な優良品種である日本のコシヒカリやタイのジャスミン米が基準となっており、一部品種の指標のいくつかは、この2品種の品質に並んだとしている。資料写真。
院士3人が率いる専門家30人による2日間・4回の品評を経て、第1回「全国優良稲品種風味品質品評」の結果が3日、広東省広州市で発表された。これにより中国において初めて米の「10大優良品種」を公式認定した。国家水稲良種重大科学研究共同難関突破チーム水稲育種首席執行専門家の万建民(ワン・ジエンミン)氏によると、今回の審査では世界的にも有名な優良品種である日本のコシヒカリやタイのジャスミン米が基準となっており、一部品種の指標のいくつかは、この2品種の品質に並んだとしている。新華社が伝えた。
中国農業農村部が3日午後に開いた国家優良稲品種難関突破推進・品評説明会において、「通系933」や「竜稲18」、「美香占2号」、「象牙香占」などの品種が第1回「全国高品質稲品種風味品評」金賞を受賞した。
品種品評チーム長を務めた謝華安(シエ・ホアアン)氏は、「今回の品評では主につや、香り、風味など6つの指標が含まれ、特別に調達した日本魚沼産コシヒカリやタイのジャスミン米と比較した。最終的に、全国の優良品種75種から、10大優良品種を選び出した」と説明した。
そして、「これらの受賞品種はつや、香り、風味などの味の指標が優れており、また単位あたり生産量が550キロ以上で、高品質・高生産量の特長を兼ね備えている」としている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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