2012年3月16日、中国初のプライベートジェット機4S店（販売、アフターサービス、部品供給、情報のフィードバックのサービスを行う）が広東省珠海市にオープンした。19日付で北京晨報が伝えた。

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この4S店は珠海西鋭（シーラス）通用航空有限公司が経営するもので、航空機の輸入や登録・検査、営業許可申請などの一連の関連手続きに1年あまりの時間を費やし、10万字以上におよぶ営業マニュアルを作成。今年3月中旬に中国民用航空局（CAAC）中南地区管理局から営業許可証を得た。プライベートジェット機の民間販売会社の正式オープンは、中国の航空業界にとって大きな転機と言える。

同店が主に取り扱っている航空機は、個人用航空機製造大手の米シーラス社のS22型とS20型で、価格はそれぞれ500万元（約6600万円）以内と300万元（約3960万円）以内。オープンからすでに14機が販売されており、顧客は広東省深セン市や遼寧省大連市、黒竜江省など中国各地に広がっている。同社はすでに遼寧省瀋陽市と丹東市、吉林省吉林市、黒竜江省大慶市などで4S店の開業準備に着手しており、今後中国全土に40店舗を展開する計画だという。（翻訳・編集/本郷）