2012年3月18日、NOWnews（今日新聞網）によると、湖北省の劉湾村で初めて大学卒業の学歴を持つ村人が誕生したが、男性は卒業後教師の職を捨てて村の自宅に引きこもってしまい、ついに命を落としてしまった。

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男性は子どもの頃から成績優秀で、努力も重ねて大学へ進学。卒業後は教師となったが、学校の方針に不満を持ち辞職。故郷の村に戻ってからは再就職することも家業の農業を手伝うこともなく過ごしていたという。母親が骨折したときですら手助けしようともせず、母親は失望して家を後にした。誰も男性に構わなくなると、男性はいっそう無為な生活を送るようになってしまった。

男性は畑にあった野菜などをそのまま口にしており、近所に住む人は「男性は真冬でも野菜を生で食べ、まるで原始人のような生活をしていた」と話している。今月12日、隣人が気配が感じられないことを訝しみ様子をうかがったところ、男性が自宅内で亡くなっているのが見つかった。餓死したものと見られている。

男性の姉は「もし来世があるのなら、弟には自活できる働き者になって欲しい」と話しているという。（翻訳・編集/岡田）