「メード・イン・チャイナ」兵器の人気が上昇中―ドイツメディア

Record China    2012年3月20日(火) 6時23分

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13日、ドイツのニュース番組・ターゲスシャウ電子版は「メード・イン・チャイナ」の武器について取り上げた。写真は山西省太原市の中北大学での開発兵器展示会。

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2011年3月13日、ドイツのニュース番組・ターゲスシャウ(tagesschau)電子版は「メード・イン・チャイナ」の武器について取り上げた。17日付で環球時報が伝えた。

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中国製の兵器は技術的にまだ劣っているとはいえ、世界で輸出数トップの国として国際軍需産業市場での地位を上げてきている。右肩あがりの国防費と同じく増加し続ける「メード・イン・チャイナ」の武器輸出も謎だ。ストックホルム国際平和研究所の最新年次報告では、関連データ不足により中国の武器輸出を除外せざるを得なかった。中国の武器商人は07年から10年までで合計87億ドルを売り上げているという消息筋の意見もある。中国はすでに低水準兵器を作る国から一気に“重要な国際ライバル”にのし上がった。

「メード・イン・チャイナ」兵器の最大の顧客は発展途上国だ。中でもパキスタンとイランは米国に対抗する政策を取っている。中国はイラン政府に援助提供を申し出て、米国の中東における影響力を弱体化させている。イランは中国の重要な貿易相手国でもある。07年から10年までの中国兵器の“お得意様”には、ほかにもエジプト、ナイジェリア、バングラデシュ、ナミビア、サウジアラビア、スリランカなどが並ぶ。

中国兵器の技術はまだ後進ではあるものの、低価格と魅力ある支払い条件、技術の信頼性、顧客ニーズ対応などで人気を得て、中国の軍事企業は活性化している。また、中国は兵器の技術向上に力を入れており、10年から20年経てば中国の兵器技術は西側を超えるだろう。EUが対中武器輸出を発動してから、中国の兵器技術の進歩は加速したといわれている。(翻訳・編集/渡邊英子)

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