空港で母親刺した中国人留学生に一審通り懲役3年6カ月―上海市

Record China    2012年3月13日(火) 10時56分

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12日、上海に一時帰国した日本留学中の中国人留学生が空港で出迎えた母親をナイフで刺し、重傷を負わせた事件で、上海市第一中級人民法院(裁判所)は一審の判決通り、被告の汪(ワン、24)に懲役3年6カ月を言い渡した。写真は上海の空港をパトロールする警察官。

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2012年3月12日、上海に一時帰国した日本留学中の中国人留学生が空港で出迎えた母親をナイフで刺し、重傷を負わせた事件で、上海市第一中級人民法院(裁判所)は一審の判決通り、被告の汪(ワン、24)に懲役3年6カ月を言い渡した。新華社通信(電子版)が伝えた。

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「故意傷害罪」で起訴された被告はすでに精神鑑定で統合失調症と診断されており、公判では被告の責任能力の有無が争点になっていた。事件は昨年3月31日、日本から上海に一時帰国した中国人留学生、汪が空港で出迎えた母親(51)と仕送りの件で口論となり、預け荷物のバッグから取り出した果物ナイフで刺したというもの。刺し傷は全身9カ所に及び、母親は胃と脾臓が破裂するほどの重傷を負った。

争点の「責任能力」について、弁護側は「汪に刑事責任を負う能力はない」と主張していたが、検察側は「自身の精神疾病の病状に関する主観的な認識がなかっただけで、犯行時に心神耗弱状態であったわけではない」とし、この主張を退けた。昨年10月に上海浦東新区人民法院が一審判決を言い渡していた。(翻訳・編集/NN)

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