Record China 2012年3月13日(火) 17時52分
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6日、中国の働く若い世代は「仕事だけではなくプライベートな生活も大切にしたい」と考えており、休みがとれないことが原因で職場を離れる人も少なくないという。写真は北京のカフェ。
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2012年3月6日、英紙フィナンシャル・タイムズは「中国の若者は西洋スタイルの仕事とプライベート両立の道を進む」と題した記事を掲載した。10日付で環球時報が伝えた。
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数年前の中国人は「仕事第一、生活第二」で働いていた。しかし今の若い世代はもっとゆとりある生活を望んでいる。休息は疲れた彼らにとって必要不可欠。働き盛りの30代は定年退職した両親と幼い子供に挟まれ身動きがとれない状況。一人っ子政策で兄弟姉妹がいないため、両親の面倒を1人でみなければならないからだ。ホワイトカラーの過労死もたびたび報道されている。
中国人の辞職率は20〜30%と世界でも驚きの高さだ。多くの中国人が給料に対する不満ではなく、休みがとれないことを理由に職場を離れている。ゼネラル・モーターズ中国の甘文維(ガン・ウェンウェイ)総裁は「都市に住む80後(1980年代生まれ)は仕事とプライベートの両立を求めている。こうした状況は5年前には見られず、人材育成にとっての新しい課題だ」と話す。コンサルタント会社の責任者も、土日に出勤のある職場や労働時間の長い仕事は求職者に嫌われると話している。(翻訳・編集/本郷)
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