<続報>飛行機の救命胴衣を無断持ち帰り、女性公務員4人は10日間の拘留―中国

Record China    2012年3月9日(金) 18時45分

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9日、職員旅行中に搭乗した飛行機の機内で緊急用救命胴衣を盗んだ女性公務員4人に対し、警察当局は民用航空法違反として10日間の拘留を決定した。写真はアモイ高崎国際空港。

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2012年3月9日、職員旅行中に搭乗した飛行機の機内で緊急用救命胴衣を盗んだ女性公務員4人に対し、警察当局は民用航空法違反として10日間の拘留を決定した。中国経済ネットの報道。

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4人は今月3日、職員旅行で福建省アモイ市に到着。この往路の航空機内で備え付けの救命胴衣を持ち帰った。7日、帰路の飛行機に搭乗する際、不審に思った安全検査の職員が荷物を開けたところ、この事実が発覚した。

4人は飛行機に乗るのは初めてで、「持ち帰ってはいけないとは知らなかった」と供述している。胴衣は持ち帰って水泳に使おうと思ったという。なお、4人同時に救命胴衣を持ち去ったのは事前に示し合わせてのものではなく、偶然の一致だった。アモイ空港では昨年、救命胴衣の窃盗が3件起こっている。救命胴衣だけでなく、ブランケットやクッションなど、機内の備品持ち去りは中国では日常茶飯事だ。

空港警察は「救命具を持ち去る行為は中国民用航空法に抵触する。救命胴衣を一着持ち去ることは、一人の命を奪うことに等しい」と述べた。一度開封した救命胴衣は2度と使用に耐えないほか、もし開封していなくても煩雑な品質安全検査を行うことになる。(翻訳・編集/愛玉)

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