EU27カ国の大使、中国主導の経済圏構想「一帯一路」に連名で反対―米華字メディア

Record China    2018年4月22日(日) 16時40分

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21日、中国が主導する経済圏構想「一帯一路」について、「中国・北京に駐在する欧州連合(EU)28カ国の大使のうち27人が連名で批判した」とドイツメディアが報じている。資料写真。

2018年4月21日、米華字メディアの多維新聞は、中国が主導する経済圏構想「一帯一路」について、「中国・北京に駐在する欧州連合(EU)28カ国の大使のうち27人が連名で批判した」とドイツメディアが報道したことを紹介した。

記事が、アジア太平洋地域の国際問題を主に論じるオンライン雑誌「ザ・ディプロマット」の報道を引用して伝えたところによると、ドイツの商業経済紙ハンデルスブラットは18日、EU28カ国の大使のうちハンガリー大使を除く27人が、中国の「一帯一路」を批判する報告書に署名したと報じた。

ディプロマットは「報告書がいつ公表されるのか、またハンデルスブラットが見た報告書が草案なのか完成版なのかは不明だ」とした上で、「ハンデルスブラットの主張が真実であるなら、『一帯一路』がこれまでに直面した挫折の中で最大の一つになるだろう」と伝えている。

ハンデルスブラットによると、27カ国の大使らは、「一帯一路」について「自由貿易プロセスを損ね、中国政府による無制限の補助金を受け取った中国企業だけが利益を独占するためのものだ」などと痛烈に批判したという。(翻訳・編集/柳川)

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