中国が経済成長率引き下げも、韓国企業には依然輸出拡大チャンスあり―韓国紙

Record China    2012年3月10日(土) 10時30分

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7日、韓国紙は、中国が12年の経済成長率を7.5%とし、8年ぶりに8%を下回る目標を設定したが、韓国企業には依然として中国への輸出拡大のチャンスがあると伝えた。写真は「両会」開催中の北京。

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2012年3月7日、韓国紙・朝鮮日報(中国語版)は、中国が12年の経済成長率を7.5%とし、8年ぶりに8%を下回る目標を設定したが、韓国企業には依然として中国への輸出拡大のチャンスがあると伝えた。

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韓国・ソウル市で6日に開催された「韓中フォーラム」に出席した中国国務院発展研究センター対外経済部の趙晋平(ジャオ・ジンピン)副部長は、12年の中国経済の見通しに関して、「欧州の財政危機やエネルギー価格の上昇、貿易保護主義の台頭などの影響で、中国の成長速度は減速し、物価も上昇する。しかし、積極的な財政計画と減税政策、適切な通貨政策などによって、地方のインフラ施設への投資及び中小都市の消費拡大などは継続でき、経済成長率8%以上は維持できる」と語った。

また、11年に前年比24%増の1兆7435億ドルに達し、世界の輸入総額の10%を占めるに至った中国の輸入額については、「今後5年間は毎年2兆〜3兆ドルに達するだろう」と予測した。一方、韓国からの輸入については、現在中国の輸入総額の10%を占めており、この割合で計算すると今後5年間は毎年2000億〜3000億ドルの輸入額が見込まれる。趙副部長は「韓国側が積極的な輸出措置を採用すれば、20〜30%の成長が可能」との見方を示した。

また、趙副部長は、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が締結した自由貿易協定(FTA)により両者間の貿易額が大きく伸びた例を挙げ、「この点から考えると、中韓間でFTAを締結すれば双方の貿易はさらに拡大する」と語った。(翻訳・編集/HA)

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