ネットショッピングの傾向でわかるお国柄、「北京の人は贈り物好き」「食いしん坊は杭州の人」など―中国

Record China    2012年3月7日(水) 10時45分

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6日、中国最大手のネットオークションサイト・タオバオが、全国エリア別のユーザーにおける購買傾向の2011年の調査結果を発表した。地域別の人気商品から、それぞれのお国柄が垣間見える。写真はタオバオの広告。

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2012年3月6日、中国最大手のネットオークションサイト・タオバオ(淘宝)が、全国エリア別のユーザーにおける購買傾向の2011年の調査結果を発表した。地域別の人気商品から、それぞれのお国柄が垣間見える。中国大手ポータルサイト・網易(NETEASE)の報道。

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中国人にとって人生で最も重要なことであり、人生最大の楽しみであり、最も抗いがたい誘惑のひとつである「美食」だが、中でも広東省広州市は“食は広州にあり”とも言われるように、屈指の美食家が揃う街として知られる。しかし、タオバオを通じた飲食関連のクーポン券購入額が最多だったのは“字違いの”杭州市(浙江省)。次に上海市が続き、広州市はなんと全国12位という結果に。ちなみに、杭州市は外食産業も盛んで、多業態の店舗を展開する。全国屈指の緑茶の産地であるため、ティールームや茶農家のレストランが多く、バーや西洋料理のレストランも豊富。もちろん、地元料理の名店も数知れない。ちなみに、食品やお菓子関係の売り上げ上位はすべて南部の都市で独占されている。

北京で最も売れているのは、贈答品の類だ。しかも、文化的・芸術的な価値の高いものが好まれる。季節を問わずによく売れ、市民の購買力も高い。これは贈答品によってビジネス上の人間関係をより発展させる文化によるものだという。

ビジネスのおつきあいでなく、配偶者や恋人へのプレゼント購入額でトップだったのが浙江省。実に女性消費者の20%が男性用の商品を購入しており、その平均額は1000元(約1万2800円)に上った。

中国ではまだ日用品と認識されていない救急用品(包帯・医療用コットンなどから、救急箱一式まで)が最も売れているのは寧波市(浙江省)。これは寧波市民の慎重で用意周到な性格を表しているのか?

書籍が最も売れているのは江蘇省で、全国のランキングの上位6位を省内の都市が占めた。1位は省都の南京市で、省全体の購入額は2億6000万元(約33億円)。

商品検索のキーワードを見ると、なぜが最西部の新疆ウイグル地区が「ビキニ」の検索件数全国1位だったり、上海市民が好んで検索するワードが「コーチ」「グッチ」「バーバリー」などブランド名ばかりだったり、興味深い調査結果が揃った。(翻訳・編集/愛玉)

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