毛沢東唯一の孫が“汚職撲滅”に意気込み、やはり祖父の偉業も語った―中国

Record China    2012年3月6日(火) 17時47分

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3日、毛沢東の唯一の孫で中国人民解放軍少将、中国人民政治協商会議委員である毛新宇氏がメディアの取材に応じ、「汚職撲滅」の考えについて語った。

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2012年3月3日、毛沢東の唯一の孫で中国人民解放軍少将、中国人民政治協商会議委員である毛新宇(マオ・シンユー)氏がメディアの取材に応じ、「汚職撲滅」の考えについて語った。京華時報の報道。

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3日、北京で開幕した中国人民政治協商会議(政協)に参加している毛氏にとって、今回のミッションは“僕のおじいちゃん”を語るのみにとどまらない。今回は「反汚職」という大きなテーマを掲げている。「汚職撲滅は国民が最も関心を寄せる問題であり、大物政治家の子孫としては、これに取り組む責任と義務がある」というのがその理由だ。

汚職が及ぼす害について語れば、やはり“おじいちゃん”のエピソードが飛び出した。「主席(=毛沢東)は、汚職が共産党にどんな危害を及ぼすのか、当初からよく認識していた。そして、多くの幹部党員たちが“甘い誘惑”に耐えられないだろうということも」。清廉を貫いた毛沢東自身は、親族に対してもこれを厳しく要求したという。「皆さんよく考えて下さい。われわれ血族の中に、果たして1人でも官僚はいますか?実業家はいますか?主席はわれわれに一銭の財産も残さなかった。すべてを国家建設のために投げうった代わりに、われわれには使い切ることのない財産を残しました―それは毛沢東思想です」。

今回の政協に持ち込むこの議題について、同氏は「議題を提出するのはそんなに容易なことではない。時間も労力もかかる。通常は1500文字の文面にして提出するが、わたしは3000文字書いた。なかなかよく書けたと思う」と、意気込みを語った。

毛氏は現在42歳。毛姓を名乗る人物としては毛沢東唯一の孫で、自身も祖父を非常に尊敬している。たいへんな巨漢で、「祖父の誕生日を国民の祝日に」と提案したり、「一人っ子政策に違反しているのでは?」などの報道でたびたび注目を浴びている。(翻訳・編集/愛玉)

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