共同井戸に毒物、83歳と4歳が死亡、11人が入院―広東省雲浮市

Record China    2012年3月6日(火) 15時44分

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5日、広東省雲浮市の郁南県で、飲料用の共同井戸に毒が投げ込まれ、2人が死亡、11人が病院に運ばれるという事件が起きた。資料写真。

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2012年3月5日、広東省雲浮市の郁南県で、飲料用の共同井戸に毒が投げ込まれ、2人が死亡、11人が病院に運ばれるという事件が起きた。地元紙・信息時報が伝えた。

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事件が起きたのは同県河口鎮の下●(=林の下に田)村。同じ共同井戸を使っていた83歳の男性と4歳の男の子が、2月25日と28日、いずれも突然顔を真っ青にして苦しんだ末に亡くなった。その後、付近の住民計11人が相次いで嘔吐やめまいなどの症状を訴えて入院、集団中毒と診断された。

この時点で初めて「井戸水が怪しい」と疑い出した村民たちは3日、警察に通報。井戸の中を調べたところ、粉末が入った袋が発見された。4日晩、地元当局が「何者かが井戸に毒物を混入させた事件」であると発表、捜査を開始した。毒物の具体的な名称については、今のところ、発表されていない。

入院した11人はいずれも快方に向かっており、命に別状はない。村内の他の井戸には異常はみられないという。現在、市と県の公安当局が事件解決に向け、捜査にあたっている。(翻訳・編集/NN)

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