Record China 2012年3月2日(金) 6時31分
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25日、中国国務院発展研究センターの李(リー)研究員は、中国マクロ経済に関する討論会で、中国の経済成長について述べた。写真は中国北京市にある国務院発展研究センター。
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2012年2月25日、中国国務院発展研究センターの李(リー)研究員は、中国マクロ経済に関する討論会で、中国の経済成長について述べた。28日付で中国経済新聞(電子版)が伝えた。
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李研究員は、「2001年に世界貿易機関(WTO)に加入してからの10年間、中国はさまざまな改革を行い、急速な発展を実現した。今後10年間は、世界経済の影響や、国内の様々な難関が予想されているため成長の速度は減速するが、成長は持続する」と話した。
また、今後の中国経済成長の特徴として、「中国経済の成長率は過去10年ほどではないにしろ、依然高い成長率を維持できる。少なくとも2020年までは高い水準での成長が見込める。なぜなら、都市化は引き続き中国経済の成長の主力であり、投資では大きな潜在力が存在するからである。また、労働力の供給と経済の構造変化は中国の潜在成長力に変化をもたらす」と述べた。
価格面では、「人件費の上昇と、輸入の高水準な価格が国内の価格水準に影響するため、構造的な価格上昇圧力は存在し続ける」と語った。
さらに、中国経済の成長に伴い、リスクも増加する。地方政府の融資プラットフォームでは一部の区域にリスクがあるため、今後10年間、融資プラットフォームによるリスクは大きい。そのため、中国政府はまず政府の職能を改革し、政府に対する信用度を向上させる必要があると李研究員は強調した。
このほか、生産財市場では、依然人口と労働力が非常に重要である。実際多くの先進国では、人口の減少もしくは小幅な増加による経済への影響が問題となっており、同様の事態を防ぐために、中国は人口に関する政策を早い段階で打ち出すべきだとしている。(翻訳・編集/内山)
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