南京映画に「ねつ造目的ない」、チャン・イーモウ監督の新人ヒロインにも注目―台湾

Record China    2012年3月1日(木) 11時43分

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29日、中国映画「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー」のプレミア上映会が台北市で行われ、チャン・イーモウ監督や主演女優のニー・ニーらが出席した。写真は2月、ベルリン映画祭での監督と主演の2人。

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2012年2月29日、中国映画「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー」(原題:金陵十三釵)のプレミア上映会が台北市で行われ、チャン・イーモウ(張芸謀)監督や主演女優のニー・ニー(倪[女尼])らが出席した。NOWnewsが伝えた。

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「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー」は、日中戦争下の1937年に起こった南京攻防戦を描いた作品。「ザ・ファイター」の米国人俳優クリスチャン・ベールが市民を危険から守る牧師役で出演し、中国では昨年12月に公開されて驚異的なヒットを飛ばしている。

台湾では3月2日に公開。同作PRのため、チャン監督が主演女優ニー・ニーらを連れて台湾入りした。29日のプレミア上映会で現地メディアのインタビューに応じたチャン監督は、残酷なシーンも描かれている同作について「故意に歴史をねつ造しようという目的で作ったのではない」と話している。

チャン・ツィイーコン・リー(鞏俐)など、無名の新人をスター女優にすることでも有名なチャン監督だが、今回その座を射止めたのは、オーディション時にまだ大学生だったニー・ニー。これが完全なデビュー作だが、若手演技派女優として将来が期待される存在になった。チャン監督によると、今回のヒロインの絶対条件は、南京出身であることと、英語が流ちょうなこと。ニー・ニーはこの2つをクリアしたうえ、清純なイメージが監督の目に止まったという。(翻訳・編集/Mathilda

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