2012年2月25日、香港フェニックステレビ（鳳凰衛視）によると、名古屋市の河村たかし市長の南京大虐殺否定発言に対し、現場にいた中国側代表団が反論せず受け流したことについて、インターネット上で批判が拡大している。中国メディア・環球網のオンライン調査では99％が「中国の外交担当者は能力を向上させなければならない」と回答した。

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中国側が河村市長に反論しなかったことについて、中国国内では外交担当者の交渉能力に疑問を呈する声が拡大。インターネット上では「秘書が書いた原稿を読み、日程を無難にこなすだけの事なかれ主義者が多い。一度不測の事態が起きると対応できない」、「自分のキャリアや将来だけを考え、責任を取ろうとしない。国や国民のために身を呈する者などいない」などの批判が噴出した。

記事は、河村市長発言のような突発事件は、「中国が国際交流を拡大する上で頻繁に遭遇する可能性がある」と指摘。中国側がどう対応すればより良い結果が残せるか、討論して備えるべきだとした。（翻訳・編集/AA）