2018年4月10日、北京青年報などによると、中国北京市で先日、超高層ビルからスカイダイビングを行ったロシア人男性が10日間の行政拘留処分を受けるという事件が起きた。男性がスカイダイブの場として選んだのは北京で最も高い「中国尊」だ。

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同市朝陽区で建設工事が進む「中国尊」の高さはおよそ530メートル。地上108階、地下7階建てで、今年末の引き渡しが見込まれている。記事によると、男性は過去にも世界各地でスカイダイビングを試みており、それら動画をSNSに投稿。これまで近くのビルに接触しそうになったり、通行人からわずか数メートルの距離に着地したこともあったという。

男性の処分は公共の秩序を乱したことによるもので、こうした行為に関係者は「自分だけでなく他人に対しても無責任な行為。街中の環境は自然の中とは異なり、風速や風向きがちょっとしたことで変化しやすい。事故が起きる可能性も高まる」とコメント。ネットユーザーからも「他の人にぶつかったらどうするの？」など批判の声が寄せられている。（翻訳・編集/野谷）