水原希子の“Me Too告発”が韓国でも反響=「日本も国らしい国に」「日本社会はこたえられる?」

Record China    2018年4月11日(水) 18時30分

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10日、韓国メディアが「“Me Too運動”が海を渡り、日本のモデル界にも広がりつつある」と報じ、韓国ネットユーザーの間で注目を集めている。資料写真。

2018年4月10日、韓国日報が「“Me Too運動”が海を渡り、日本のモデル界にも広がりつつある」と報じ、韓国ネットユーザーの間で注目を集めている。

記事はモデルの水原希子が9日、自身のインスタグラムストーリーで、性暴力被害を告発したモデルのKaoRiのブログをシェアし、「かおりさんが長い間どれ程苦しかったか、想像するだけでも心が痛む」とつづったことを紹介している。さらに水原は「モデルは物じゃない。女性は性の道具ではない」と主張。自身の経験として「20代前半に上半身裸で撮影する仕事があったが、広告主企業の役員20人ほどが急にスタジオを訪れ、いや応なく裸を見られることになった」と告白し、「みんな同じ人間。心を交わし合うことを忘れてはいけない」と強調した。

記事は「KaoRiに続き、日本のモデルとして2番目のMe Too告発者」としている。

米芸能界で昨年末から相次いだ「Me Too運動」は、今年に入って韓国でも拡散。セクハラ疑惑の浮上した有名人や政治家が次々に失脚し、自殺者も出るほど波紋を広げた。韓国のネット上では同記事に多くのコメントが寄せられており、「日本も韓国のように“国らしい国”になりつつある」「人と違うことを恐れる日本でのMe Too運動は相当勇気のいること」「日本も韓国についてきて!」など応援の声が上がっている。

また「日本でもMe Too運動が始まるなんて不思議」と驚きの声や、「日本の情緒はまだ、Me Too運動にこたえられないだろう」「日本は経済は発展したけど、政治や市民の意識はまるで後進国のよう」と指摘する声も。

その他、韓国の現状について「そういえばソ・ジヒョン検事(セクハラ被害を告発しMe Too運動拡散のきっかけを作った女性)はどうなった?継続的に関心を寄せなければならない」「韓国内の性暴力問題もまだまだすべきことがたくさん残っている」とする声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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