Record China 2012年2月24日(金) 17時30分
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24日、NBAのスタープレイヤーだったマイケル・ジョーダン氏が、中国のスポーツ用品メーカーに名前や現役当時の背番号などを無断で使用されているとして提訴したことについて、その賠償額が数千万人民元にのぼる可能性が出てきた。写真は喬丹体育の店舗。
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2012年2月24日、米プロバスケットボール協会(NBA)のスタープレイヤーだったマイケル・ジョーダン氏が、中国のスポーツ用品メーカーに名前や現役当時の背番号などを無断で使用されているとして提訴したことについて、その賠償額が数千万人民元(約1〜12億円)にのぼる可能性が出てきた。人民網の報道。
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2000年に福建省で設立されたスポーツ用品メーカー「喬丹体育」は、ジョーダン氏の中国語表記である「喬丹(チャオダン)」を商号に使用しているほか、同氏がスポーツ用品世界大手のナイキ社と提携している「エア・ジョーダン」ブランドのロゴマークに酷似したデザインを採用しており、同氏の子供2人の名前までも商標登録していることがわかった。商号は2003年に取得されており、中国国内では一定の知名度も獲得している。同社は上海証券取引所への上場を控えている。
「訴訟は金銭的な理由からではない」としているジョーダン氏の代理を務める君合弁護士事務所の関係者は、「賠償額は数千万人民元が妥当だ」としている。ジョーダン氏が喬丹体育社に対し、本人に無断で名前を使用するような違法行為を停止し、中国の消費者に対して同社とジョーダン氏の間に関連性のないことを説明するよう求めている。
同社は過去にもナイキ社から商標権侵害で訴えられている。しかしこの時、ナイキ社は勝訴には持ち込めなかったようだ。同社の上場申請書には、同社の抱える危険要素の第1項目として「商標・商号のリスク」が挙げられているという。これが事実であるとすれば、先日の「社名はジョーダン氏と一切関係のない一般的な姓」とする説明は矛盾してくる。(翻訳・編集/愛玉)
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