人民網日本語版 2018年4月12日(木) 0時30分
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中国人学生が海外へ留学する目的は明らかに変化している。「人生経験の充実」や、「グローバル的な視野の開拓」を留学の目的としている人が明らかに増えており、逆に、名門校に入学することを重視する人が減少傾向にあることが分かった。写真はハーバード大学。
中国人学生が海外へ留学する目的は明らかに変化している。これまでは海外の名門校に通うことを目的としていた節があった。名門校学位を取得することや、海外で勉学に励み、経験を積むことが卒業後の就職に有利となることが海外留学の主な目的となっていた。留学斡旋機関「金吉列」の最新の留学データによると、「人生経験の充実」や、「グローバル的な視野の開拓」を留学の目的としている人が明らかに増えており、逆に、名門校に入学することを重視する人が減少傾向にあることが分かった。北京日報が伝えた。
分析によると、社交力の不足が多くの中国人留学生の課題となっている。中国人留学生ら自身も同様の考えを持っている。2017年に行われた中国人留学生の課題調査の結果、38.26%がコミュニケーション能力の不足や、現地の文化・習慣に馴染めないなどの、社交力の欠如による課題があるという結果になった。中国の保護者や中国の従来的な教育は、海外の教育体制に比べると、学生の精神面に対する関心が欠如または不足しているため、それが子供の社交力にも反映されているといえる。(提供/人民網日本語版・編集/TK)
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