貿易摩擦増え続ける中国、ドイツを手本にすべき―米華字紙

Record China    2012年2月25日(土) 17時26分

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21日、中国は2009年に輸出額で世界首位に立つと同時に貿易摩擦も急増しているが、かつて世界最大の輸出国であったドイツから教訓が得られるのではないかと米華字紙が指摘した。資料写真。

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2012年2月22日、中国新聞社によると、米華字紙・僑報は21日、中国は2009年に輸出額で世界首位に立つと同時に貿易摩擦も急増したが、かつて世界最大の輸出国であったドイツから多くの教訓が得られるのではないかとの記事を掲載した。

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過去に、ドイツは日本と同じ時期に高度成長期を迎え輸出額を大幅に伸ばしたが、日本が諸外国、特に米国との間で激しい貿易摩擦が生じたのに対し、ドイツは日本ほどの摩擦を生じさせなかった。ドイツは輸出品目を分散させ、輸出相手国も特定の国に集中させないなどの配慮を行っていた。また、輸出だけでなく輸入も積極的に奨励し、相互に依存し合う貿易構造でバランスをとったことも貿易摩擦を生じさせない大きな要素になった。

先日、次期最高指導者への就任が確実視されている習近平(シー・ジンピン)中国国家副主席が米国を訪問したが、その際にも貿易問題は大きな争点の一つとなっており、習副主席は米中両国が対話によって貿易摩擦の問題解決に努力していくことを期待する旨をたびたび表明している。(翻訳・編集/岡田)

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