Record China 2012年2月17日(金) 9時52分
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15日、中国当局が国内のテレビ局に対して海外の映画やテレビドラマをゴールデンタイムに放送することを禁止する通達を出したことについて、海外メディアは「若者をネットに向かわせ管理を難しくするだけだ」と分析している。写真は中国の動画共有サイト。
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2012年2月15日、環球時報(電子版)は、中国国家ラジオ・映画・テレビ総局が中国国内のテレビ局に対して海外の映画やテレビドラマをゴールデンタイム(午後7〜10時)に放送することを禁止するなどの通達を出したことについて、海外メディアの反応を伝えた。
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米紙ロサンゼルス・タイムズは関係者の意見を紹介。中国交通大学のパブリシティーの専門家・袁方(ユエン・ファン)氏は「制限を設けなければ海外ドラマばかりになる」と話し、政策への理解を示した。一方、中国の英語ネットメディア「Danwei.com」の創始者ジェレミー・ゴールドコーン氏は「こうした政策は若いテレビ愛好者をネットの娯楽に向かわせるだけで、管理をより難しくする」と話し、「テレビをつけているだけで放送内容に関心のない数億人の視聴者にとって、この政策はほとんど何も影響を与えない」と指摘している。
英ロイターは「中国の国営放送局は、政府からの補助金の減少に伴ってコマーシャル収入への依存が高まり、(海外ドラマなどの放送によって)多くのユーザーを引きつける必要があった。一方で、中国メディアは今回の政策について、中国文化の保護に役立ち、中国のテレビ・映画業界にとって有利な環境を作り出すことができると報じている」と伝えた。
韓国紙・朝鮮日報は「韓流ドラマは中国でも大人気だったが、今回の制限が実施されれば放送時間の減少は避けられないだろう」と報じている。(翻訳・編集/HA)
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