衛星テレビの旧正月特番は40番組!総制作費は60億円、海外アーティストも―中国

Record China    2012年2月8日(水) 19時1分

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7日、中国の衛星テレビ各局が今年の春節(旧正月)の特別番組に費やした制作費は総額5億元(約61億円)に上ると中国紙が報じた。わずか1カ月の間に放送された「春節特番」は40番組を超える。写真は江蘇衛星テレビの年越し番組に登場したアヴリル・ラヴィーン。

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2012年2月7日、中国紙・南京日報は、中国の衛星テレビ各局が今年の春節(旧正月)の特別番組に費やした制作費は総額5億元(約61億円)に上ると報じた。わずか1カ月の間に放送された「春節特番」は40番組を超える。

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今年1月23日の春節(旧正月)に合わせ、中国の各衛星テレビ局は金に糸目を付けない特番合戦を展開した。中でも豪華だったのは江蘇衛星テレビ。カナダの歌姫アヴリル・ラヴィーンほか総勢60人のスターが出演した。

制作コストは1番組あたり平均1000万元(約1億2000万円)とみられるが、有名芸能人が出演すれば、その金額はぐんと上がる。アヴリルの出演料だけでも推定200万ドル(約1億5000万円)。収録場所に北京を選ぶ番組も多かったが、いずれも超高級スタジオを借り切って行われた。

各局がこぞって春節特番を放送したい理由は局のブランド力を高めることだと専門家は指摘する。番組によっては広告収入がコストの半分以下というケースもあったが、局側は全く気にしていないようだ。(翻訳・編集/岡田)

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