Record China 2012年2月8日(水) 17時54分
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7日、漢方薬の「熊胆(ゆうたん)」を製造するため、生きたままの熊から原料となる胆汁を採取するやり方が残忍だとして問題視される中、中国最大手メーカー・福建帰真堂が上場を申請したことで、ネットユーザーから反発の声が上がっている。写真は福建帰真堂の北京支店。
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2012年2月7日、漢方薬の「熊胆(ゆうたん)」を製造するため、生きたままの熊から原料となる胆汁(たんじゅう)を採取するやり方が残忍だとして問題視される中、熊胆の中国最大手メーカーが上場を申請したことで、ネットユーザーから反発の声が上がっている。北京晨報が伝えた。
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非難の的になっているのは熊胆の中国最大手メーカー「福建帰真堂」(福建省)。中国版ナスダック「創業板(ベンチャー・ボード)」に上場を申請したところ、ネットユーザーから「残忍な企業を上場させるな」と反発の声が噴出している。
その残忍な方法とは、狭い檻(おり)に閉じ込めた熊を生きたままの状態で胆のうにカテーテルを突き刺し、熊胆の原料となる胆汁を採取するというもの。熊が受ける苦痛は計り知れず、動物愛護団体などから批判を浴びている。
これに対し、同社は「わが社は熊が苦痛を感じない方法をとっている。胆汁を採取する時間は5〜8秒。人間でいえば献血をするのと同じ」だと反論。現在は経営する「熊農場」で胆汁採取用の熊を約400頭飼育しているが、調達した資金でこれを3倍の規模に拡大する計画を立てている。(翻訳・編集/NN)
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