韓国が「中国の違法操業」を大げさに強調、「人手不足」と被害者面―中国官製メディア

Record China    2012年2月7日(火) 11時42分

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6日、中韓漁業紛争が激化する中、韓国当局やマスコミは中国漁民を「違法操業」「暴力的」などと騒ぎ立て、大げさに「弱々しい被害者面」をしていると中国官製メディアが報じた。写真は08年1月、上海の復興島で行われた違法漁業船に対する公開処罰。

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2012年2月6日、中国紙・環球時報(電子版)は、中韓漁業紛争が激化する中、韓国当局やマスコミは中国漁民を「違法操業」「暴力的」などと騒ぎ立て、大げさに「弱々しい被害者面」をしていると報じた。

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記事によると、6日付韓国聯合ニュースは韓国海域で違法操業する中国漁船は多い時で1300隻に達するが、漁業指導船の数が足りないため、摘発できるのはそのわずか3%に過ぎないと嘆いた。昨年末までの間に韓国海域で操業を許可された中国漁船は1700隻だが、昨年は1日平均840〜3000隻が韓国海域で操業したことが確認されているという。

聯合ニュースによると、違法操業を取り締まる韓国の漁業指導船はわずか9隻。韓国農林水産部指導安全課によると、「中国漁船は、昼間は韓国海域付近で操業しているが、夜になると韓国海域に侵入してくる」。そのため、9隻での取り締まりには限界があると訴えた。

2004〜2010年、中国漁船の摘発の際に負傷した漁業管理団の職員は80人を超え、死者も2人出た。東海(トンヘ、日本海の韓国名)漁業管理団は、「激しく抵抗してくる中国漁船を摘発するには最低でも6〜7人乗りの調査船を2隻出動させる必要がある。だが、我々の職員は全部で14人しかいない。全員を出動させるのは不可能だ」と頭を抱えている。

一方、これについて、環球時報(電子版)は「自分たちを弱い立場だと強調しているが、韓国のマスコミは韓国海洋警察の暴力的な取り締まりや、中国漁船の乗組員に対する暴行事件にはほとんど触れていない」と非難している。(翻訳・編集/NN)

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