2012年2月3日、香港紙・文匯報によると、香港に住む中国本土からの留学生の間でインターネット通販ビジネスが流行している。偽物や粗悪品が横行する中国ネット通販だが、留学生らはサイト上に香港の大学の学生証を掲げ、利用者の安心と信頼を確保。携帯電話やブランド衣料を香港から中国本土へ送り、多い時には週1万香港ドル（約10万円）以上稼ぐ学生もいる。中国新聞社が伝えた。

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香港中文大学の校内新聞によると、同大学でも最近、多くの中国本土出身学生がネット通販を始めているという。彼らの売りはずばり“香港の大学生”であること。学生証をサイトに掲げ、真面目な大学生が売っていると強調することで、利用者の信頼感は一気に上がるという。

昨年4月にネットショップを開いたある学生は、スマートフォン（高機能携帯電話）や電子機器を半年で約2000個売り、月平均1万香港ドル稼いだという。郵送料を除いてもスマートフォン1台で250香港ドル（約2500円）の利益があり、収入は多い時で週1万香港ドルを超すことも。副業があまりに忙しくなり、時には人を雇って注文をさばくこともあるという。（翻訳・編集/AA）