債務危機に苦しむポルトガル、公共送電企業を中国、オマーンに売却―中国メディア

Record China    2012年2月6日(月) 7時6分

拡大

3日、中国国家電網公司は、ポルトガル送電企業RENの株式25%の取得を発表した。中国企業による欧州の国家級送電・天然ガスパイプライン企業の買収は初となる。写真は中国国家電網公司。

(1 / 3 枚)

2012年2月3日、中国国家電網公司は、ポルトガル送電企業RENの株式25%の取得を発表した。中国企業による欧州の国家級送電・天然ガスパイプライン企業の買収は初となる。新華網が伝えた。

その他の写真

株式取得費用は3億8700万ユーロ(約387億円)。国家電網広報官は時宜にあったもので、価格も適当だったとコメントしている。今後は中国から人員を派遣し、RENの経営に参画させるという。RENはポルトガル送電網の特許経営権45年、天然ガス高圧輸送ネットワークの特許経営権34年を保有している。

債務危機で苦しむポルトガルは国際通貨基金(IMF)と欧州連合(EU)の支援受け入れ条件として公共機関の民営化を進めている。REN売却もその一環で、中国電網が25%の株式を取得したほか、オマーン・オイルが15%を取得している。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携