2011年1月31日、カナダの華字紙・世界日報によると、カナダ最大の都市であるトロントを訪れる観光客が大幅に増加している。観光客数は前年比2．8％増加しており、2011年のホテル宿泊台帳から初めて910万人に達したことが判明した。

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11年にトロントを訪れた外国人観光客は前年比6．2％増となり、増加幅が34．5％と最も高かったのは中国人だった。インド人観光客も増加しており、13．2％、イタリア人観光客は9．3％、ブラジル人観光客は9．2％の増だった。観光客数では英国人が約19万1000人で最も多いが、前年より3％減少した。

観光客の増加はトロントが大規模なビジネス会議やフォーラムの主要開催地として定着したことも背景にある。2012年も夏に米マイクロソフト社がワールドワイド・パートナー・カンファレンス（WPC）を行う予定で、1万5000人を超える出席者が見込まれている。（翻訳・編集/岡田）