2012年1月28日、中国・北京市のある公園では、旧正月期間中にお見合いイベントが行われた。主催者側によると、23日から28日までの累計参加者は5万人を超えたという。新京報が伝えた。

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冷えこんだ28日。お見合い会場は参加者たちの熱気に包まれていた。会場となった北京国際彫塑公園には、独身者たちの写真やプロフィールを貼る壁が特設され、参加者は、壁一面の張り紙から気にいった人の連絡先をメモしていた。

38歳男性のメモ帳にも連絡先がびっしり書かれていた。｢私の条件では、都会で相手を見つけるのは難しいです。身長は160cm、収入も低い。戸籍は北京だが、持ち家はない。20代の女性が希望だが、相手にされないのが怖い｣と話していた。

さらに、独身の子供を持つ親たちが多く訪れ、自分の子供のプロフィールを広げ、相手を物色していた。主催者側によると、子供の代わりにお見合いイベントに参加する親は、全参加者の70％を占めるという。また、中国ではここ2年ほどお見合い番組がブームとなっているため、これが若い世代のお見合いを刺激した。お見合い＝「ダサい」という考え方を払拭したことに影響を受け、今年のイベントでは、若い参加者が例年よりも多くみられたという。（翻訳・編集/内山）