2012年1月27日、信息時報は、辰年ベイビーを出産しようと、華人華僑に人工授精のニーズが激増していると報じた。

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1月初め、ニュージーランドではビーバン・チュワンさんという中国系の女性がネットで「精子募集」を呼びかけ、話題となった。チュワンさんは30歳の独身女性。どうしても辰年ベイビーが欲しいのだという。

すでに20人もの男性が立候補。5〜6人を面接し、「父親」を選ぶ意向だ。チュワンさんは相手が子どもを持つ中年男性でも構わないと話している。この提案に対するニュージーランド国内の反応は賛否が分かれている。

中国人の辰年ベイビー需要を象徴するようなエピソードだ。米国でも人工授精ニーズが高まり、華人利用客の数が前年比2．5倍に増加しているという。また少子化で苦しむシンガポールでは、リー・シェンロン首相自ら辰年ベイビー出産を奨励している。2000年、1988年と以前の辰年では出生率は約10％上昇している。（翻訳・編集/KT）