4分野で海外から人材導入へ、コア技術獲得や人材育成が目的―中国

Record China    2012年1月29日(日) 15時42分

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27日、中国は今後5年間、農業、工業、サービス業、ソフト・集積回路(IC)の4分野について海外から人材を導入する。写真は江蘇省のソーラーパネル製造工場。

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2012年1月27日、新華ネットの報道によると、中国は今後5年間、農業、工業、サービス業、ソフト・集積回路(IC)の4分野について海外から人材を導入する。中国国家外国人専門家局(SAFEA)の関係者が明らかにした。先ごろ発表された海外からの人材導入に関する第12次5カ年計画は産業のコア競争力向上を図って人材導入を進めるとし、4分野について次のように説明している。

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農業=海外の先進的栽培、養殖、飼育技術と生産経営方法を導入し、農業の技術革新(イノベーション)を加速し、農産物の安全生産、検査、農作物の種子について人材導入に力を入れ、高収穫、良質、高効率、エコロジー、安全農業を発展させ、農業の近代化レベルを高める。

工業=省エネ・環境保護、次世代情報技術、バイオ、ハイエンド装置製造、新エネルギー、新素材、新エネルギー自動車など戦略的新興産業を重点とし、基幹・先端技術研究事業を選び、2000人のハイテク人材を導入し、自前の知的財産権を有するコア技術を獲得する。

サービス業=金融、保険、物流情報、証券など現代サービス業とハイテクサービス業、総合交通輸送システム、総合交通中枢に関する分野で管理経験のあるハイレベル人材を1000人導入し、サービス業の人材育成をけん引する。

ソフト・IC=5カ所の国家ソフト・IC人材国際育成拠点を重点的に建設し、ハイレベル人材・グループの導入を奨励し、海外研修や国際共同研究などの方法で国際協力を進め、各拠点を国の情報産業を発展させる人材の頂点にする。

SAFEAは今月初め、経済・社会の一層の発展を図るため、今後10年間に海外からハイレベルの人材を500−1000人募集することを明らかにした。これは政府が出資する事業で、採用された人には生活費の補助として100万元(約1200万円)が支給される。(編集/TF)

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