今年のお年玉は「iPad」が欲しい!子どもたちのおねだりに親は「勘弁して…」―中国

Record China    2012年1月25日(水) 7時59分

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23日、春節(旧正月)を迎えた中国で、お年玉に米アップルのタブレット端末「iPad」を欲しがる子どもが増えている。写真は中国の「iPad2」の広告。

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2012年1月23日、春節(旧正月)を迎えた中国で、お年玉に米アップルのタブレット端末「iPad」を欲しがる子どもが増えている。河南省の新聞・大河報(電子版)が伝えた。

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中国の「90後」(1990年代生まれ)や「00後」(2000年代生まれ)と呼ばれる現代っ子にとって、今年1番欲しいお年玉はズバリ「iPad」や「iPhone4」といった最先端のガジェットだ。子どもへの小遣いや贈り物が年々高価になり、親を泣かせているのは日本も中国も変わらないようである。

「今年は現金のお年玉はいらないので、その代わりにiPadが欲しいと両親にお願いしています」と話すのは8歳の趙(ジャオ)君。半年前、クラスメートの1人がiPadを買ってもらい、しょっちゅう学校に持ってきては自慢している。趙君はそれを見るたび、「欲しくてたまらなくなる」のだとか。

鄭州市在住の林(リン)さんも14歳の息子がここ数日、「お年玉はいらないから、その代わりにiPadが欲しい」とごね続けているので困っている。「買ってくれたら、春節(旧正月)期間中、掃除、皿洗いなどの家事はすべて僕がやるから」と泣きつかれているというのだが…。

一方、大河報系列のポータルサイトで行われたオンライン調査によると、今年のお年玉の額は「100元(約1200円)〜500元(約6100円)」と答えた人が41.2%を占めた。「50元(約610円)〜100元(約1200円)」も34%に。これを親戚・友人の子どもたちに配って回ると、「総額は5000元(約6万1000円)を超える」という人も。

家や車のローンで苦しい家計。親戚・友人同士で結局はプラスマイナスゼロの「お年玉交換会」になるのだから、「無意味だ」と感じている人も11.5%に。だが、「これも義理人情。廃止するわけにもいかない」とあきらめている人も33.5%に達した。(翻訳・編集/NN)

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