<レコチャ広場>元NBAのヤオ・ミンは将来必ず米国の駐中国大使になる

Record China    2012年1月20日(金) 17時8分

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17日、中国の事情に詳しい英国のスポーツライター、アンドリュー・レイマー氏が「ヤオ・ミンはゲイリー・ロックになれる…」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は11年10月、重慶の小学校を訪問し、大歓迎を受けたヤオ・ミン。

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2012年1月17日、中国の事情に詳しい英国のスポーツライター、アンドリュー・レイマー氏が「ヤオ・ミンはゲイリー・ロックになれる…」と題した記事を中国のブログサイト・網易博客に掲載した。以下はその内容。

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ここ最近の中国関連の話題といえば、台湾総統選のほか、元NBA(米プロバスケットボール)選手のヤオ・ミン(姚明)が上海市議会の副議長になったことだろう。いや、正確には「上海市政治協商会議の委員」であることは十分に理解している。だが、筆者は副議長になったのと同じくらい偉くなったと感じている。

ついこの間、大学生になったばかりだと思っていたのに、こんなに早く副議長に?だが、彼は中国の英雄だ。なるほど、中国で英雄は信じられないような奇跡を起こすことができるのか。そういえば、彼のドキュメンタリー映画「The year of the Yao(中国語題:姚明年)」でも米国の怪物、シャキール・オニールとの対戦で3連続ブロックを決めていた。

引退後最初の年にヤオ・ミンは再びオニールの面目を丸つぶれにした。テレビでヘラヘラとおちゃらけるだけのオニールに、それよりはるかに高尚なポジションにつき、威風堂々とした姿を見せつけたのである。

今や「上海シャークス」のオーナーとなり、選手の人事を決められる立場となったヤオ・ミン。オニールが自らの学歴を吹聴している間に名門・上海交通大学に入学を果たし、オニールが同じコメンテーターのバークレーを口でどう言い負かそうかと考えている間に政治の舞台に立ち、政治家として堂々と政治理念を述べるまでになっていたのだ。

こっそりとヤオ・ミンにサインをねだる議員もいたようだが、今後、彼のサインの価値は暴落するに違いない。政治家としてステップアップするにつれ、彼のサイン入りの書類は増える一方になるからだ。わざわざ欲しがらなくても、中国全土で簡単に手に入るようになる。

筆者は以前から「ヤオ・ミンは将来、必ず駐中国米国大使になる」と予言している。その予言が実現する可能性は極めて高いと信じている。彼は一歩一歩、着実に階段を上っていくに違いない。彼には身長に見合った知恵があり、中国の政治家よりずっと米国に詳しい。英語も流暢に操り、米国人との付き合い方や弱点も熟知している。

現職のゲイリー・ロック(駱家輝)大使は時々、中国人を困らせているようだ。ならば、ヤオ・ミンを送り込んで米国を征服すればよい。今度はコートではない場所で。(翻訳・編集/NN)

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