2011年の訪日観光客数は急速に回復、2012年は日中国交正常化40周年イベントも

Record China    2012年1月20日(金) 8時28分

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18日、新華ネットの報道によると、中国国家観光局の代表者と、中国駐日大使・公使らは、東京の同局駐日機構で、日本を訪れる中国観光客について意見交換した。写真は京都の清水寺。

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2012年1月18日、新華ネットの報道によると、2012年の春節(旧正月)を目前に控えた17日午後、中国国家観光局の張西龍(ジャン・シーロン)駐日首席代表、武月中(ウー・ユエジョン)副代表は東京都内の同局駐日機構で、程永華(チョン・ヨンホア)中国駐日大使、呂克検(リュー・カージエン)公使らと意見交換した。

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張代表は程大使に対して、「2011年に東日本大震災、大津波、放射能汚染が発生し、各国からの観光客数が激減した中、中華圏からの観光客数の回復が最も急速だった。中国人観光客の1人当たりの消費額が最も高く、16万円に達した。2012年は中日国交正常化40周年の年で、記念イベントを予定している。陝西省からはこのほど、約100人の文化芸術団が訪日する。湖南省も78機のチャーター便で、静岡県の観光旅行を計画している。また、仙台市の復興を支援するため、中国のパンダが同市の動物園に貸与される」と説明した。

程大使は日本を訪れる中国人観光客の満足度を重視しており、「費用ゼロツアー」(ガイドがツアー客を観光地に連れて行かず、ショッピングにばかり連れて行く現象)などの問題について触れた。張代表は「中国からの日本ツアーは健康的。むしろ日本の一部の旅行会社による中国旅行に費用ゼロツアーに近いものがあり、当局から日本側に意見を述べた。また日本の多くのホテルでは中国語のテレビ番組が視聴できない、接待設備の老朽化といった問題の改善が待たれる」と回答した。(編集/内山)

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