人民網日本語版 2018年3月13日(火) 0時30分
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中国政府は2020年までに全農村にバスを開通させる方針を示した。
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中国交通運輸部の李小鵬(リー・シャオポン)部長はこのほど、「農民の外出における『最後の1キロ』問題をいかに解決するか」というメディアからの質問に対し、「中国は2019年までに条件を備えた郷・鎮と建制村(省市級国家機関による承認を経て設置された村)に舗装道路を敷設するという目標を達成する。村道の建設については、可能な限り村内の各世帯まで延伸し、2020年には条件を備えたあらゆる郷・鎮と建制村にバスを開通させる」との方針を示した。人民日報が伝えた。
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交通運輸部の統計データによると、過去5年間に全国で新設・整備された農村道路の総距離は127万5000キロメートルを上回り、郷・鎮の99.2%と建制村の98.3%にアスファルト舗装とコンクリート舗装の道路を開通させた。全国郷・鎮のバス開通率は99.1%、建制村では96.5%にそれぞれ達している。
李部長は、「農村道路の発展においては、まだ供給不足という問題が解決されていない。特に、僻地の山岳地帯や貧困地区では、その問題が顕著となっている。『道路がない』あるいは『道路が少ない』エリアや道路の状態が悪いエリアもあり、険しい道や崖沿いの道なども存在する。交通運輸部はこれらの問題を重視しており、解決に向けて真剣に取り組んでいく」とコメントした。
李部長は、「農村道路の舗装とバス開通という目標以外に、交通運輸部は農村地区における道路のメンテナンス工事を実施する。2020年までに、郷級以上の地方にある危険な道路を全面的に改装し、通行の安全を確保する」としている。
李部長は、「小康社会を目指す上で、いかなる地方も交通問題で立ち遅れるような事態に陥ることは、絶対にあり得ない」と強調した。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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