Record China 2012年1月16日(月) 18時42分
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16日、台湾総統選で敗れた野党・民進党の蔡英文主席の敗北宣言に、中国から感動の声が上がっている。写真は総統選で勝利した馬総統と破れた2候補。
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2012年1月16日、台湾総統選で敗れた野党・民進党の蔡英文(ツァイ・インウェン)主席の敗北宣言に、中国から感動の声が上がっている。台湾の中時電子報が伝えた。
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台湾総統選は14日に投開票が行われ、馬英九(マー・インジウ)総統の再選が決まり、一連の選挙戦は幕を閉じた。だが、中国のネットユーザーの関心の高さは一向に覚める気配がない。15日には中国版ツイッター「新浪微博」の検索ワードランキングで「台湾総統選」が1位、「馬英九」も10位以内にランクイン。14日と15日の2日間で延べ300万人が新浪微博上で熱い議論を交わした。
最も関心を集めた1つが蔡主席の敗北宣言。潔く負けを認め、なおかつ卑屈さを感じさせない爽やかな弁舌に「馬総統の勝利宣言より胸に響いた」「(台湾独立志向の強い)グリーン陣営に初めて好感を抱いた」と称賛の声が噴出。特に蔡主席が毅然と述べた「台湾には反対を唱える声が必要」「泣いても構わない。だが、気落ちする必要はない」との言葉がユーザーを感動させた。
馬総統の勝利宣言も評判は上々で、「勝者の貫録を感じた」「尊敬・謙虚・民主を体現していた」「中国の役人の『子守唄』とつい比べてしまった」などの声が。馬総統を支えた周美青(ジョウ・メイチン)夫人の人気も高く、「当選は親しみやすい夫人のおかげ」「馬総統はハンサム、夫人は優しく賢く控えめ。なんて素敵な2人」といった好意的な声が目立った。(翻訳・編集/NN)
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