2012年は「権力交代の年」、世界26カ国でリーダーが代わる―米華字紙

Record China    2012年1月17日(火) 9時0分

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14日、今年は世界的な「権力交代の年」。193カ国中、3分の1に近い59カ国で選挙が行われ、うち26カ国で新たなリーダーが誕生するとみられている。写真は09年11月、中国・北京の万里の長城を訪れたオバマ米大統領。

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2012年1月14日、今年は世界的な「権力交代の年」。193カ国中、3分の1に近い59カ国で選挙が行われ、うち26カ国で新たなリーダーが誕生するとみられている。米華字紙・世界日報が伝えた。

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11月の大統領選挙で再選を狙う米国のオバマ大統領(民主党)だが、ライバルとなる共和党候補の確定を待つまでもなく、再選を危ぶむ声が上がっている。フランスでもサルコジ大統領が4月の大統領選挙で再選を目指すが、先月の世論調査での支持率はわずか24%。ライバルと目される最大野党・社会党のオランド元党首の27.5%を下回った。

ロシアで3月4日に行われる大統領選挙でも、2008年まで8年間大統領を務めたプーチン首相が再び出馬を表明したが、国民の猛反発を食らっており、出馬撤回を求める抗議デモが行われるのは必至。一方、中国では秋の中国共産党党大会で習近平(シー・ジンピン)国家副主席がトップの座である党総書記に就任することが確実視されている。

韓国でも12月に大統領選挙が行われ、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領を父に持つ与党ハンナラ党の朴瑾恵(パク・クネ)元代表、IT企業家の安哲秀(アン・チョルス)ソウル大教授らが有力候補として名前が挙がっている。

北欧のフィンランドやアイスランド、南米のメキシコやベネズエラでも大統領選挙が行われる。ベネズエラでは反米路線を掲げるチャベス大統領が立候補を表明しているが、反対勢力が2月に対抗馬を立てる意向を表明。

また、民主化運動「アラブの春」で昨年、ムバラク独裁政権が崩壊したエジプトでも6月30日までに、1981年以来約30年ぶりとなる大統領選挙が行われる。(翻訳・編集/NN)

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