2010年以後激増する中国の対カナダ投資=その背景とは?―カナダ紙

Record China    2012年1月15日(日) 6時38分

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9日、カナダ紙フィナンシャル・ポストは記事「中国の対カナダ投資はまだ始まったばかりだ」を掲載した。2010年以後、中国の対カナダ投資は激増している。写真は2011年7月、上海を訪問したカナダのジョン・ベアード外相。

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2012年1月9日、カナダ紙フィナンシャル・ポストは記事「中国の対カナダ投資はまだ始まったばかりだ」を掲載した。

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2006年から2009年にかけ、中国はカナダに対してほとんど大型投資をしてこなかった。ところが2010年からの2年間で、中国の対カナダ投資は激増した。大型エネルギー契約8件だけで、投資額は計160億ドル(約1兆2300億円)を超える。

この転換は何によってもたらされたのか。カナダ政府が対中強硬政策を撤回したこと、北米株式市場の低迷により中国資金がエネルギーに流れたこと、石油価格が高値で推移していること、アラブの春により安定的な民主主義国家のエネルギー資源の評価が高まったことなどが上げられるという。

これらの要因を背景に、中国企業によるカナダ投資は今後も加速すると予想している。(翻訳・編集/KT)

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