外国人移民流入と中国社会の人種差別意識―米メディア

Record China    2012年1月15日(日) 20時17分

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12日、米ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「中国人はどのように外国の人種と向き合っているのか」を掲載した。変化の兆しはあるとはいえ、中国社会にはいまだ根深い人種差別が残っている。写真は広州市登峰村。アフリカ系など外国人居住者が多い。

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2012年1月12日、米ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「中国人はどのように外国の人種と向き合っているのか」を掲載した。

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今やアフリカ系を中心に多くの外国人が中国に住み、働いている。移民の流入は中国の人種観念をどう変えたのだろうか? 2009年、テレビのオーディション番組に出演した女性が注目を集めた。婁[女青](ロウ・ジン)さんは中国生まれ、中国育ちだが、父親は米国籍の黒人、母親は中国人のハーフ。ネットにはその肌の色を攻撃する罵倒(ばとう)があふれかえった。

婁さんの事例に代表されるように、中国にはまだまだ根強い人種差別が残っている。もっとも変化の兆しも見られるという。日常生活で外国人と触れ合う機会が増えてきたこと、海外留学を通じて自らが差別された体験を持つ中国人が増えたことが要因となっている。しかし、社会に残る人種差別意識を変えていくためには教育改革などの行政の支援が必要だと専門家は指摘している。(翻訳・編集/KT)

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