不法滞在の中国人留学生、欧米で急増―中国メディア

Record China    2012年1月13日(金) 11時9分

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10日、欧米などで中国人留学生の不法滞在が深刻化している。写真は南京で行われた留学説明会。

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2012年1月10日、中国新聞社によると、欧米などで中国人留学生の不法滞在が深刻化している。英国では2010年1月から2011年6月までに、不法滞在で本国へ強制送還された中国人留学生が1518人に上った。オーストラリアやニュージーランドも同様で、中国人留学生が不法滞在者の一大勢力となりつつある。

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英国政府は最近、景気後退や失業率の上昇を受け、移民受け入れ基準を厳格化。留学名目で入国し、ビザの期限が切れた後も就労のため不法滞在する外国人へのプレッシャーが大きくなっている。英議会によると、同国では移民などの目的で入国した外国人12万4000人の所在がつかめていないという。ビザ期限が切れたにもかかわらず、出国した形跡がない外国人は2万6000人に達している。

オーストラリアでは、ビザ切れ後も不法滞在する留学生が過去3年で4倍に急増。当局は昨年留学生約1万5000人分のビザを取り消し、うち1割は中国人だった。ニュージーランドでは不法滞在者は年々減っているが、中国人は逆に増加。韓国では経営難の大学が中国人学生を大量に受け入れた結果、ビザ失効後も不法滞在する人が増加している。(翻訳・編集/AA)

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