壮絶な逮捕劇、民間人1人が死亡、暴力団取り締まりで―広東省東莞市

Record China    2012年1月12日(木) 13時10分

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9日午後11時ごろ(現地時間)、中国・広東省深セン警察が同省の東莞市(とうかんし)のナイトクラブで容疑者を取り締まり中、警官が発砲した銃弾が民間人に命中し、死亡した。

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2012年1月9日午後11時ごろ(現地時間)、中国・広東省深セン警察が同省の東莞市(とうかんし)のナイトクラブで容疑者を取り締まり中、警官が発砲した銃弾が民間人に命中し、死亡した。南方日報が伝えた。

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深セン警察は当日、ナイトクラブで暴力団関係の容疑者を逮捕しようとしたが、同クラブの従業員が刃物を持って抵抗した。警察は威嚇射撃をしたが抵抗は止まず、やむなく拳銃で応戦し、クラブの従業員たちは逃走した。

警察が拳銃で応戦中にその流れ弾が客待ちをしていたタクシードライバーの羅さんの腹部に命中し、病院へ搬送されたが、治療の甲斐なく死亡した。

事件発生後、東莞市警察は直ちに出動し、現場の鎮圧と救援に当たった。深セン市と東莞市の協力のもと、暴力団関係と麻薬使用容疑で38人を逮捕した。

広東省当局は事件を重くみて、公安庁からも人員を派遣し、逃走した容疑者逮捕に向け全力を挙げて捜査している。

羅さんの同業者で同郷の男性は、羅さんが事件に巻き込まれる場面を目撃したという。

大手ポータルサイト・捜狐ネット(SOHU)の報道によると、11日未明、逃走したクラブの従業員のうち、12人が自首した。当局は、未だ逃走中の容疑者に対して自首を促している。(翻訳・編集/内山

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