Record China 2012年1月12日(木) 4時47分
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20111年、日本が31年ぶりに貿易赤字国に転落することが確実となった。かつての「世界の工場」の衰退は、現「世界の工場」中国にも大きな衝撃を与えている。写真は江蘇省、日本向け漬け物工場。
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2011年、日本が31年ぶりに貿易赤字国に転落することが確実となった。かつての「世界の工場」の衰退は、現「世界の工場」中国にも大きな衝撃を与えている。10日、鳳凰ブログのエントリー「日本の貿易赤字が中国に与えた警告」はこの問題を取り上げている。
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中国や日本のような巨大経済体が貿易黒字によって経済成長を牽引するのは正常とは言い難い。ゆえに日本の貿易赤字国への転落は、近い将来、中国でも繰り返される可能性が高いだろう。中国の優位は労働コストの安さだが、インド、東南アジア、ラテンアメリカの国々で製造業は飛躍的な発展を遂げている。
日本とは異なる道を歩んだのがドイツだ。輸出促進のために通貨政策の独立性を犠牲にしてきた日本は1970年代から80年代にかけ、インフレ、資産バブルといった危機を迎えた。一方で通貨政策の独立性を堅持したドイツはいまだに伝統的産業の優位を保持し続けている。
中国の金融は日本以上に政府の影響を強く受けている。もし日本現象を回避しようと思うのならば、まずは金融を改革しなければならない。それこそが焦眉の課題であり、また長期戦略である。(翻訳・編集/KT)
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